剪定する為に木登りする時はランヤードがあると安全・安心に作業出来ます。
両手が使える様になり剪定作業がし易くなります。
自分で作ることが出来るので、是非、持っておきたいツールです。
その作り方が分かる様に、ランヤードの仕組みを以下にまとめます。
ランヤードの機能
ランヤードは木と体を固定してくれる道具です。
長さの調節が出来るのですが、勝手に長くならない仕組みがあります。
この機能のおかげで木に登ることも出来、木の上で体勢を保持することが可能になります。
ランヤードの構造
最もポピュラーで作り易いランヤードは以下の様なものだと思います。

上の図のランヤードではロープにカラビナが2つ取り付けられています。
左側のカラビナにロープの輪の大きさを調整する機能があります。
それを可能にしているのがプルージックです。ロープに巻き付いた細めのロープです。
下の動画がこのランヤードの作り方を分かり易い解説してくれています。
ランヤードを作る為に必要なもの
ランヤードはネットで売られていますね。
でも、自分で作った方が安いと思います。
上の図のランヤードを作るのに必要なものを以下に紹介します。
ロープ
ロープを買う際は強度と太さがポイントとなります。
ロープの強度について
ロープには大概、引張強度や耐荷重などの表記がされています。
ロープは安全係数を8で考えるのが通例らしいです。
100Kgを引き上げるには8倍の800Kgの引張強度が必要と計算されます。
必ず強度を確認してロープは買いましょう。
ザイルの様な編み込んだロープがいいです。
耐荷重が高くなる程、ロープの値段も高くなりますね。
アウトドア用の多目的ロープの中で、手頃な値段のものを私は買いました。
ロープの太さについて
ロープは10ミリほどがいいと思います。
太すぎたり細すぎるとプルージクトが効かなくなるそうです。
カラビナ
カラビナを2つ使います。
ロープの末端につけるカラビナは、変D型のカラビナが使えると思います。
変D型のカラビナは軽量なので、お薦めです。

一方、反対側のカラビナは、ゲートの中に通すものが多いので、変D型のカラビナでは使い難いです。重くなりますが、オーバル型(O型)のカラビナを使うことになるでしょう。

マイクロプーリー(滑車)
マイクロプーリーはプルージクトがロープを移動させやくする為の物です。
それ故、強度は必要ありませんのでベアリングが使われていないものでもOKです。
だから、普通の滑車でも使えます。
但し、ロープを通す必要があるので、ロープの末端が滑車の中を通らないとなりません。
クライミングプーリーが軽いし使い易いです。
プルージクト
移動できるのに、負荷がかかると動かなくなる!
・・・という便利な機能がプルージクトです。
ランヤードで使うプルージクトは自分でも作れるのですが、難しいです。
買った方が無難だと思います。
下の動画で示している通り、プルージクトの結び方は様々あります。
自分がやり易いのを採用するといいでしょう。
私が作ったランヤード
私は下の動画を参考にしてランヤードを作りました。
10メートルのロープを使い両端にランヤードの機能を持たせました。
私が購入した器材
ランヤードを作るのに私が購入したのは以下の物です。
- 多目的ロープ 太さ10ミリ長さ10メートル 1つ
- クライミング用のマイクロプーリー(滑車) 2つ
- 変D型カラビナ 2つ
- オーバル型(O型)カラビナ 2つ
- プルージックコード 太さ8ミリ長さ76センチ 2つ
私のランヤードの様子
ロープの両端にランヤードを作ったのでダブルランヤードになります。

反対側も同様なランヤードです。

他の器具を使ったランヤード
上に示しましたランヤードは最もコストのかからない構造かもしれません。
下の動画で紹介している通り、他の器具を使ったランヤードも多種多用あります。
その中でも、ランヤードを作り易さという点で2つを下に紹介します。
アッセンダー
アッセンダーという下の様な器具を使うと上のランヤードより簡単に安く作ることが出来ます。
難点は操作が上のランヤードよりし難いです。

ペツル ジグザグプラスディセンダー
操作性もよく簡単にランヤードを作るならば、ペツル社のジグザグプラスディセンダーでしょう。
でも、難点は高額です。
初心者が使うのにはもったいない器具です。