ロープで木登りをするツールって高価です。
できるだけ安価に済ませす方法はないか思案しています。
そんな中、フリクションノットコードだけで木に登る方法もあると思ったのですが ・・・
試行錯誤して行きつきました。
私の結論とフリクションノットコードの作り方を下に記します。
ロープで木を登るツールは高価
梯子をかけて木に登るのは簡単なのですが、木の上部まで上るのに辛い場合があります。
ロープを木の高い所に一旦かけてしまえば、そこまで上って行くのは容易い様に思えます。
ところが難点は、その木に登るツールが高価なのです。
アッセンダーが2つ必要になります。
さらに降りる為のツールとして、ディッセンダーというツールも必要になります。
実際はチェストアッセンダーに降下の機能もあるので、安く済ませたい場合は、2つ必要なアッセンダーの内、一つはチェストアッセンダーを選ぶといいかもしれません。
フリクションノットコードのデメリット
下の動画では、2つのプルージックコードをメインロープに巻き付けて、登る原理を説明してくれています。
片方のプルージックコードに体重をかけている間、もう片方のプルージックコードを上に移動させて上れるというわけです。
これならコードを2本作るだけですから、安価に済ませそうです。
このすごい機能のフリクションヒッチコード、良さそうに思えるのですが ・・・
フリクションヒッチコードのデメリットについてまずは記します。
力が必要、フリクションヒットコードを動かすのに
フリクションヒッチには優れた安全性が裏目に出るデメリットがあります。
体重をかけるとしっかりロックして落ちない!
その効果が大きいです。
だから、安全性があり体をゆだねることが出来ます。
ところが、その為、フリクションヒッチコードがガッチリとメインロープを掴んでしまい、移動させ難くなります。
動かすのに力をかけなければなりません。
つまり ・・・
フリクションヒッチコードは上るのを妨げる
だから、登り難さはあります。
2度も手で動かさないと登れない
フリクションノットコードを使う場合、各々のフリクションノットコードを手で動かさなければなりません。
一方、アッセンダーを使うと上る動作は1度で済みます。
もう一つのアッセンダーは体と一緒に上へ動いてくれます。
アッセンダーに比べてフリクションノットコードでは体力を使わなければなりません。
高い庭木の剪定には明らかに不向きです。
フリクションヒッチコードだけと言うのは ・・・
安価なのでフリクションヒッチコードに期待をしていたのですが、私はフリクションヒッチコードだけでロープを上るのは難しいと感じています。
実際、私はランヤードにフリクションヒッチコードを使って木の上で剪定や伐採をしました。

ランヤードでもフリクションヒッチコードががっちりロープを掴んで動かし難くなる時もあります。
木に登っての作業は、想像以上に体力を使い疲れます。

これが垂直にロープにぶら下がっている状況だと、もっと疲れると思うのです。
それ故、フリクションヒッチコードはバックアップとして考えた方が良いと考えています。
フリクションヒッチコードを作ろう
以上でフリクションヒッチコードのデメリットを示しましたが、それでも値段が安く済むメリットは大きいです。
フリクションヒッチコードを作り方について以下に記します。
細いロープのフリクションヒッチコードは動かし難い
安くフリクションヒッチコードを作ろうとすると、テントのロープなどはとても安く売られています。
作りもしっかりしていて丈夫です。
テントのロープでいいんではないかと、私は思いました。
そこで5ミリの太さのテントロープでフリクションヒッチを作り試してみました
結果は、テントのロープだと細すぎて良くないみたいです。
荷重がかかるとしっかりと落下を防いでくれる役割は十分果たしてくれるのですが ・・・
如何せん、摩擦が大きくロックが強すぎて、上には動かし難くなってしまいました。
使い難いです。

ロープスリングの作り方
フリクションヒッチコードを作るには、まずロープで輪っか、ロープスリングを作ります。
上に示した通り、5ミリでは細すぎるので、8ミリくらいのロープを使うとイイと思います。
下の様にロープスリングを作る為のロープを買っておくと、好きなだけ作れるので何かと便利だと思います。
ロープに紙テープを巻く
ロープスリングの長さを決めます。
その長さの2.5倍程の長さが必要になります。
その長さが取れるロープの場所に紙テープを巻きます。

ロープを切る
紙テープを巻いた真ん中辺りを切ります。
この時、ハサミよりも鋭利なナイフの方が綺麗に切れます。
力を入れてロープを切断します。

ロープの端を火であぶる
この手のしっかりしたロープはダブルブレード構造になっています。
切断したままだと芯の部分が出て来てしまいます。
それで端の部分をライターの火であぶり溶かして固着させます。

ダブルフィッシャーマンズノットで輪っかにする
上まででロープを切り出せたことになります。
後は端と端を結んでスリングにします。
この時、ダブルフィッシャーマンズノットという結び方を使います。
これでロープスリングが出来ます。

フリクションヒッチでメインロープに取り付ける
ロープスリングが出来れば、メインロープに取り付けるだけです。
フリクションヒッチには色々な結び方があります。
例えば下はクレイムハイストというフリクションヒッチです。
簡単なのですが、落下をしっかり防げます。上への移動もし易い結び方と言われています。
効き目という点では、かなり安心感があります。
ロープスリングを作って持っておくと心強いと思います。



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