何も分からないと、兎に角、バチバチとやたらめったら枝を切ってしまいがちです。
枝の切り方を分かった上で剪定するのとしないのでは大違いです。
枝の切り方のポイントをまとめてみました。
枝の途中を切る時は切り返し剪定で
基本、枝の切り方は切り返し剪定ということです。
切り返しとは切って除去してしまった枝の代わりになる枝がある様に切るということです。
例えば下の矢印の枝を途中で切る場合、枝別れが近くにある赤い線辺りで切ると切り返し剪定になるという事です。

切り返る先の枝は幹の外側に向かって伸びている枝が望ましいことになっています。
枝の少し上で切ります。
芽の出ている枝を剪定する場合は芽の少し上で切ることになります。
綺麗な切り口で剪定する
雑な切り方をすると木を痛めるらしいです。
切り口が綺麗になる様に剪定した方がいいということです。
切り口だけでなく回りがささくれ立っていなく、皮も剥かれることない様に切ります。
綺麗な切り口で切れる道具
実際に枝を切ってみると最も綺麗な切り口で切れるのは、剪定バサミです。でも径が2センチ以上になると剪定バサミというわけにはいきません。
次に綺麗に切れるのは剪定ノコギリです。

最も切り口が雑になってしまうのがチェンソーですね。
だから高枝切りチェンソーで剪定を済ますわけにはいかないです。
数回に分けて切ると綺麗に剪定できる
綺麗に切る為には、初心者は面倒だからと言ってチェンソーで済ませるのではなく、剪定ノコギリを使いたいものです。

上の様に何回かに分けて枝を切ると皮が剥がれたり捲れたりし難いです。
他はチェンソーで切っても、最後の位置は剪定ノコギリを使う様にしたいです。
落下する時に皮がめくれない様にする為、切り取る枝を持ちながら剪定ノコギリを使います。
幹から枝を切り取る剪定方法
幹から直接出ている枝を切り取ってしまう時は特に慎重に剪定する必要があります。
当然、上で示した通り、切り口が綺麗になる様に切ります。
その上、以下の2点を注意する必要があるという事です。
中途半端に枝を残してはダメ
私なども幹からでた枝を切る時に切り易い様に切るので下の様になります。
この様に少し枝を残したままだと、腐食菌が入り込み木が痛むと言います。

腐食菌が幹を腐らせます。
下の様な幹の中央が空洞化した木に出くわすことがあります。

腐食菌は年数をかけて幹を蝕みます。
加えて良くない点は切る角度です。
つい切る作業を楽に済ませたいと思い、枝を直角に切ろうとしてしまいます。
枝を切る角度も直角は良くないと言います。
枝は付け根辺りから斜めに切る
それならばと幹に沿って切ってしまう
・・・というのもいけないらしいです。

切る位置は枝の上部の根元辺りから切るのが良いそうです。
その時、幹は切らない様に注意が必要です。
角度は直角と幹との平行の中間くらいが適しているらしいです。
下の様に斜めに切る感じになります。

すると上の様にちょっとした膨らみが幹に残ります。
自然と切り口を保護する様になってくれるブランチカラーにする狙いがあります。
切る角度は下の様なCODIT理論というのあるらしいですが、角度を測ってというのは現実では難しいですね。

切り口に癒合剤を塗る
木の切り口に塗るもの、癒合剤が市販されています。
癒合剤なんて無駄だという人もいますが、大きな切り口には癒合剤を塗っている植木職人が多いです。